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天才。

その響きにあこがれていた。自分も近づきたいと思っていた。

ある日、それは突然に、本当に突然、自分の限界を知った。

天才という言葉は世界の、ほんのひとにぎりの人間のことしか形容することができないと知った。

料理で言えば、塩・こしょう少々みたいなものだ。

それから、自分の存在価値、生きていく意味を考えた。人間は理由とか意味とかいう言葉が好きだ。

そして何日も壁を見て、達磨大師と同じぐらい壁を見て、壁の向こうが透けて見えてきたころ、自分を正当化する考えに到った。

自分は虫だ。弱くて、傷つきやすく て、誰にでも簡単に踏み潰されてしまうくらいの存在だ。

でも自分が天才の世界を垣間見ることもできないのと同様、そんな存在にしか見ることのできない世界が存在する。

天才や強い人間はほんのわずかなことで感動する喜びを知らないだろう。

失うものは何もないという言葉はベタだけど好きだ。飽きがこなくて好きだ。ふりかけでいうとのりたま おかかみたいだ。

失うものが何もない虫がたくさん集まったとき世界は変わるかもしれない。そしてその瞬間は世界中の何よりもかっこいい瞬間な気がする。

昔の偉人がこんなことを言っている。

「一万匹のアリは象をも倒す。だから世界で一番強いのは、アリクイだ」と。

世界中のbug 達が crowd じゃなく、cloud みたいに集まってみればおもしろいことが起こせると思う。

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